ネコ裁判について思うこと

■【実録】ネコ裁判 「ネコが訴えられました。」

トラックバックを受け付けてないので普通にリンクだけ。
読み物として面白い。嘘か誠かはどうでもいい。

でも、そろそろ飽きてきたので、アラ探しに回ってしまう。
まあそれも、コメントを書き込んでいる読者の方々が
語り尽くしている程度のものではあるが。

ちょっとやりすぎなのよね。
バカな裁判を仕掛けてきたので撃退した。
…ではなくて、誰に喧嘩売ったか教えてやる！くらいの勢いで
完膚無きまでに叩きのめして逆に楽しむ、サディスティックな面が見られるし
読者もそれを望み、煽っている気がする。
まあ、こんなバカ裁判を起こす輩にはお灸を据える必要もあろうが
(裁判として)明らかに決着の付いているものを
いつまでも延び延びにしているのは、被告に他ならない。
法廷をオモチャにするのはよろしくないと思うのだが…。
ちょっと引いた視線で見ると「大人げない」だけだ。
(係争中の裁判をコメディタッチで、というのもいかがか)

ランキングで賞金が出たり、書籍化を狙えるアメーバブログでの運営
という時点で、何か裏がありそうな予感もしないではないが
まあそれは、タロウ氏の態度からは考えられないだろう。
たまたまアメブロだっただけだ。…と思いたい。

でも、汚い妄想を抱くのは本人だけではない。
２ちゃんねるのローカルネタだった電車男が
書籍にドラマに舞台に…あれは第三者が
商売のネタになると思って食いついたからだ。
もし、ネコ裁判が同じように狙われたら？
金をチラつかせられて飛びつくタロウ氏ではないだろうが
いくらかの金で「モナー」を「のまネコ」として売った人間もいる。
ネコ裁判は判決と共に終了することを願う。
叩く側が、一転して叩かれる側になっちゃうから。

余談。
ネットで公開されたネタを書籍化するのがブーム(？)になっている。
純粋に紙媒体だから読みやすい場合もあれば
これはネットで読むから面白いんじゃないのか、という場合もある。
リアルタイム性も見逃してはいけないポイントだ。

でも、ここ最近の乱れ撃ちっぷりを見ると
そんなことはどうでもよく、とにかく人気コンテンツを捕まえて
売りたいだけにしか思えない。良くも悪くも、電車男の影響だなぁ…。