全公開しちゃったら？

■患者情報２８００人分流出　富山市の民間病院(宮崎日日新聞)

> 【11:49】　富山市の民間病院で、患者の氏名や性別などの個人情報
> 約２８００人分が、職員の私物パソコンからインターネット上に
> 流出していたことが８日分かった。
(速報だからすぐ消えると思うので引用しておきます)

これって、流出していたことが分かった、のではなくて
キンタマウイルスに感染していることを知った本人が、
自ら流出を確認して報告したんじゃないのかな。
いちいち各企業、団体でWinny見張ってるわけにもいかんでしょ。

というか、富山県人として「こんな田舎でも流出か」と嘆かわしい一方
「個人情報を隠そうとして、大事にガードする」よりも
「何もかも、どんなデータでも自由に閲覧可能」にしちゃえば？
と、バカな考えが一瞬よぎった。

どこぞのサーバーがハッキングされたとき、少々ネタ気味だが
どこかの誰かがサイバーノーガード戦法なるものを提唱した。
セキュリティ甘くするのは違法ではないがハッキングは違法なので
ハッキングした方だけが処罰を受ける。
セキュリティにかかる費用は削減できる。
合理的な考えだ。
(その通りだと納得した人は今すぐウイルス対策ソフトを買いに行ってください)

というわけで、全ての情報が秩序無く全公開されていれば
それを悪用しようとする側も、むしろその物量に圧倒されてしまうんじゃないの。
で、悪用しようとするやつを取り締まっていく方向で。

…無理か。
だからP2Pに規制を加える法案が出てきたりしそうでいやなんだよねぇ。
議員のじーさん連中はそんなソフトがあることも、
流出が日常茶飯事な事も知らないんだと思うのです。
で、知識もないのに中途半端に知ってしまったら「規制したら？」となりそう。

ぷららは過剰なまでの規制を独自で加えてるけど、その理由は
別に情報の流出を杞憂してるワケじゃなくて、トラフィック削減のためだけ。
プロバイダとしての責務を投げ出しちゃってる状態。それもどうよ。