本当にPS3は売れたのか

■テレビや新聞では、行列の出来る様を報道したが…？

無限の可能性を秘めてはいるものの、それは未知数であり
しかもプラスとは限らない。だが可能性の代価として非常に高価。
そういうコンピュータ(売り手がゲーム機って言わないのでそれに習って)が
遂に世に放たれました。前評判は「値段高い」の一点集中攻撃だったものの
ドラクエ３、Windows95の発売時並に行列ができ、飛ぶように売れていました。
…世の中には物好き、かつ金持ちな人が多いのか…？

発売初日でこれだけ大盛況ならとりあえず順調な滑り出し。
…と思っている人も多いかと思います。
でも、これ初回出荷台数はたった10万台なんですよ？
別に売り切れても、不思議でも何でもない台数です。
むしろ、それくらい一瞬で売れないと大ゴケって事になります。
ちなみにPS2の初回出荷台数は100万台。
そう、1/10しか販売されなかったわけです。

パーツの生産が追いつかなかった、と言い訳をしていますが
「確実に完売して欲しかった」だけだと思うのですが、思いこみでしょうか。
サントリーの常套手段です。人気商品の生産数をわざと減らして
需要と供給のバランスを乱し、更に人気を高める作戦。

今後、PS3が安定供給されるようになってから、ようやく話の出来る段階です。
10万台程度は先行販売、体験版として考えるべきでしょう。